2008年12月14日日曜日

デッキの構成要素

ごきげんよう。
和留郎です。

年の瀬も迫りまして
いかがおすごしでしょうか?

28弾以降、シノビ、城と
新しいギミックのカードが増え続けていることもあり、
デッキ構築が以前より難しくなったなあと
お考えの方も多いかと思います。

そこで、今回は
「基本的なデッキの構成要素」
についてお話をしたいと思います。



さて。いきなりですが、
僕は、カードには大きく4種類の
役割があると思っています。


「フィニッシャー(勝負をつけるためのカード群)」
「エンジン(デッキの核になるカード群)」
「コントロール(相手を妨害するカード群)」
「その他(限定的状況を打開するカード群)」

この4種類です。自分のデッキを作るときに
これを意識して作れば勝てるデッキができるんですね。
これで明日からバリバリ勝てますね。

以上。


と言うのはあんまりなので(笑)、
それぞれの役割について説明していきます。
もう解ってるよって人はスルーしてください。


1)フィニッシャー

ゲームを終わらせるカードです。
シールドを序盤で殴りきることが目的の速攻デッキは別ですが
普通は、ビートダウンにせよコントロールにせよ
ある程度盤面を固めてから、
攻撃しにいくことになります。

その際、簡単に殴り返されて除去されてしまったり、
シールドトリガーであっけなくやられてしまったりするようでは
厳しいですね。

中型〜大型の強力な効果持ちのクリーチャーが
選ばれます。代表的なものでは、

・ボルメテウスホワイトドラゴン
・パーフェクトギャラクシー
・ヘヴィメタル(リンク後)
・キングアルカディアス
・ロマノフ1世

などでしょうか。

いずれにせよ、場に出ると
相手にプレッシャーを強烈に与える
クリーチャー達をチョイスする必要があります。


一方で、ビートダウンデッキの場合も
序盤から中盤で殴る場合も最後の一押しを決めるために
フィニッシャーを入れる事があります。

・エンペラーマルコ
・デュアルファング
・カーストーテム

などはビートダウンの典型的なフィニッシャーでしょう。


いずれにせよ、お互いマナも手札も潤沢になってくる
終盤の盤面を見据えてデッキを構築する必要があります。

ようはキングとデルフィン立てるのか、
HDMを作るのか、マルコと牙で押し切るのか、
バジュラズ付けた中型でタコ殴るのか。
最終盤面の絵を「明確に」描いてください。

そして、どういう場合でその盤面が
押し返されてしまうのかも
しっかりと理解しておく必要があり、
簡単に返されてしまうようなら、
そのフィニッシャーはイマイチということになります。


もちろん、場持ちが良くないフィニッシャーを
残すために、ハンデスなどの妨害呪文で
生きやすくするという戦略もありますが、

「死にやすい=相手のトップデッキで対処カードを引かれやすい」

ということですので、
大会使用デッキとしては厳しいものがあります。



それでは、今回はここまで。


他のカードの説明はまた次回していきますので
お楽しみに。

本日の格言
「最終盤面の絵が見えていないとデッキにならない。
最終盤面の絵が簡単に壊れるデッキは弱い」